『お気に入りの洋服リメイク法』
こんにちは。現在介護士をしているmaanaです。
私が働いているデイサービスには、足や手が不自由になっても、ご家族の知恵と工夫でお気に入りの財布や洋服を身につけ続けている方がたくさんいらっしゃいます。
今回は、そんな方々がお気に入りの洋服を長く着るために行っているリメイク方法について、少しだけ紹介したいと思います。
例えばブラウスは、袖口がきつかったりボタンが面倒だったりしますが、ゴムを通して脱ぎ着しやすいようにしています。別の方は腰が曲がり首が前に出て、前開きスモックの一番上のボタンが喉のあたりを圧迫してしまっていました。そこで、一番上のボタンが付いている部分を三角に内側へ折り込み、首周りを襟なしのV字に変えていました。また、別の方は、手の力が弱ってきて、靴のかかとがうまく入れられなくなってしまいました。そこでかかとのタグに太めの輪っかを付け、指をかけて引っ張れば簡単に踵を入れられるように手直ししていました。
このように、ご家族だからこそ気づける視点で、愛のあるリメイクをしている方がたくさんいます。お気に入りの洋服を着続けることは、自分らしく居続けることでもあるのです。介護士でありながら「よく考えられているなあ。」といつも感心させられます。皆さんも、ちょっとしたアイディアで、お気に入りの洋服をリメイクしてみませんか。