『不自由があってもスポーツが好き!』
こんにちは。33歳(女性)、吉田と申します。
私の旦那は、数年前に事故に遭い、現在まで車イス生活をしています。 「介護」とは少し違うのですが、今回はそんな私の体験談を書きたいと思います。
旦那は事故に遭うまでは、普通のサラリーマンをしており、裕福ではないものの不自由のない生活をおくっていました。 そんなある日、事故に遭ってしまい、今後の人生を車イスで生活することに。 車イス生活がはじまると生活は一転、今までは何とも感じていなかった不自由さが浮き彫りになりました。
当時はアパートの2階に住んでいたのですが、すぐに引越し、旦那の実家に住むことに。 まずは、玄関の段差やトイレに手すりを取り付けるといったリフォームから始まり、自動車も買い換えました。 旦那のご両親の助けもあり、なんとか生活を送ることができる体制は整いましたが、やはり気持ちの面での整理はなかなかつくものではありません。
いつも明るかった旦那がうつむいている姿を見るのは本当につらかったのですが、そのたびに自分に「本当につらいのは旦那の方だ」と言い聞かせ、なんとか気持ちを落ち着かせていました。
そんな日々が続いていく中で、旦那が久しぶりに興味を持ったのが車イスバスケでした。 そこから、旦那と車イスバスケの生活が始まりました。