『車イスでもできるスポーツはたくさんある!』

こんにちは。33歳(女性)、吉田と申します。

今回は、前回の続き、旦那の車イスバスケについて書きたいと思います。

旦那が車イスバスケに興味を持ったのは、病院でのリハビリ仲間に、「ウィルチェアラグビー」という、車イスで行うラグビーを勧められたことがきっかけです。 元々スポーツは好きだったものの、球技とは無縁だった旦那ですが、そのラグビーをやってみると思っていたより楽しかったようで、定期的に練習に参加するようになりました。

そうしてだんだんと明るさを取り戻してきた際に、健常者のバスケの試合を観る機会がありました。 その時、旦那が「ウィルチェアラグビーとルールが似ている」と言い、次第に車イスバスケもやってみたいと言うようになりました。

私としては、前向きになってくれている旦那を見て、「よかった」という気持ちと同時に、少しでも話し相手になってあげられたらと言う気持ちから、必死でルールを覚えました。 今では、2人でプロの試合を観戦するほどで、お気に入りの選手やチームまでできました。

「人間万事塞翁が馬」、何がきっかけで明るさを取り戻すかわかりません。

大切な人が落ち込んでいる時こそ、周りがほんのちょっとのきっかけを作ってあげることが大切なのではないかと改めて痛感しました。